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FMV(エフエムブイ)は富士通のパーソナルコンピュータの商標。 == 概要 == 1993年10月18日に発売(同日、富士通はOADGに正式加盟)。なおFMVはFujitsu Multimedia Visionの略であるという説と、FujitsuのF、マイコンのM、DOS/VとVictoryのVをとってFMVという説もある。Fujitsu Multimedia Visionは元々、1991年に富士通が発表したマルチメディア規格構想の名称であり、同規格に準拠したパソコンの仮称でもあった。 なお、2010年夏モデルからは「FMV」の意味は「F」ujitsu PC 「M」aterializes your 「V」ision.(富士通PCは、あなたのやりたいことを実現します。)となった。 発売当初のキャッチコピーは「富士通の国際標準機"FMV"」。規格としてはPC/AT互換機相当で、従来の独自規格パソコンであるFMR、FM TOWNSと当初併売され、のちに集約した(特にFM TOWNSは末期には「FMV-TOWNS」という名で、FMVのPCIスロットにTOWNSカードを搭載した形のハイブリッド機に移行)。それまでのパソコンでの部品は国産品が多かったが、FMVでは部品を海外で安く調達して組み上げる、または設計そのものを海外に委託する、という生産方法が取られた(FMVの初期シリーズではエイサー製マザーボードを採用)。 なお、現在は一部のシリーズ・機種を除き、デスクトップモデルは福島県伊達市にある富士通アイソテック、ノートブックモデルは島根県出雲市にある島根富士通で部品受入検査・CPUや部品の組み込み・最終組み立て・出荷試験(品質管理)を行っているほか、ユーザーからの意見は開発拠点となっている富士通川崎工場へフィードバックさせ、使いやすさの向上や信頼性の確立などのより良い製品作りに生かされている。また、2011年9月からは高品質・高信頼をアピールするため、国内で生産された機種を「伊達モデル」・「出雲モデル」としてプロモーション展開を開始している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「FMV」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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